当社は、東京プライベートクリニックの「国際室」として、同病院の国際医療事業の総代理に務めています。

予防血液浄化(DFPP療法)

東京プライベートクリニックは、30年以上、大学病院などで行われてきた高度技術を予防医療に応用しています。心筋梗塞や脳梗塞などの最大の要因「血管老化」に対して「予防血液浄化療法」(アフェレシス DFPP療法)で改善に取り組んでいます。豊富な実績を有し、万全の体制を確立しています。

対象患者

主に「標準治療で十分な治療効果を得られない生活習慣病」に対する治療選択肢の一つとして、以下の患者に対して予防血液浄化療法を行なっています。

  • 脳梗塞、心筋梗塞のリスクのある方(特に糖尿病の方、喫煙歴のある方)
  • 血液検査や血圧は正常なのに、動脈硬化性変化があり、お薬の適応はないが、積極的な対策を希望される方
  • 標準治療を受けていても脳梗塞や心筋梗塞になってしまった既往のある方など
  • (難治性)アトピー性疾患の方
  • 突発性難聴の方
  • 加齢黄斑変性症の方
  • ウイルス性疾患の方
  • 炎症性疾患の方

*:本療法のメリットとデメリット、治療内容に対してご理解をいただいた上で治療を行います。

アフェレシスで期待できる効果
  • 動脈硬化の原因となる脂質や炎症細胞などの直接除去
  • 血管内皮機能の改善
  • 血流の改善とそれに伴う肩こりや冷えなどの自覚症状の改善
  • 生活習慣改善へのモチベーション向上  など

*:治療後も、生活習慣指導や標準治療を並行して健康状態の改善を強化する必要があります。

幹細胞治療(成体幹細胞)

加齢、脂質異常症、糖尿病等に伴い身体の広い領域で動脈硬化が生じます。中でも閉塞性動脈硬化症(ASO)は、今後も増加すると予測されています。閉塞性動脈硬化症の多くは高血圧、脂質異常症、糖尿病を高率に合併しています(それぞれ、82%, 72%, 44%)。

閉塞性動脈硬化症それ自体の予後は比較的良いと考えられてきましたが、このような合併症のため、長期的な(2~3年後以降)患者の生存率は低いことが判明しています。

本治療で用いるMSC(成体幹細胞の一種)は、自分を複製する能力と多様な細胞に分化できる能力を持つことから、血流改善や血管の再生に働きます。また、脂肪由来幹細胞には炎症を抑える効果のある物質を分泌する性質があり、炎症を抑えることにより症状の悪化を防ぐ効果が期待できます。

しかしすべての患者様に同じ効果や期待される効果が出るとは限りません。治療に入る前に医師と必ず細かく相談して下さい。